令和4年度 第1回 番組審議会

開催日

2022.8.29

出席者

委員長
久野 悟
委員
小川 康伸/北村 一磨/宗宮 和史/寺田 弘子/日比 千穂/水谷 浩

代表取締役社長 五十川 智宣の挨拶の後、委員長の久野悟さんよりご挨拶をいただきました。
つづいて、常務取締役 営業・放送統括 河嶋厚より近況と放送法第4条に基づく訂正放送の有無等を報告。

—各委員からは、「YouTuberがバズって×2ツナグTV(30分) 2022年4月24日~ 放送」について次のような意見をいただきました。

「そもそもタイトルの『バズって』の意味がわからなくて、ネットで調べた。」
「商品によって、YouTuberのコメントが逆効果に感じるところがあった。」
「番組本編とCMとの違いがあいまいでわかりづらかった。」
「YouTubeのQRコードが表示されていたが、表示時間が短すぎた。スマートフォンを用意している間に消えてしまうのでもっと長く表示してほしい。」
「YouTuberがケーブルテレビの番組に出演することにどのような意味があるのかよくわからなかった。」
「YouTuberは制作やMCに慣れていて見ていて確かに楽しいが、ケーブルテレビの視聴者層は年配の方が多い印象があるので、年配の方が見て楽しいのかわからない。」
「商品が実際にどこで購入できるのかも知りたかった。」
「YouTuberのことはよく知らないが、番組を見ていて率直に楽しかった。YouTuberが快活で、言葉が巧みで、よい刺激になった。紹介された商品を見に行きたいと思った。番組の回数を重ねれば、どんどんファンが増えていくと思う」
「番組を見て、大垣ケーブルテレビがYouTubeチャンネルを持っていることを初めて知った。」
「番組自体はおもしろいが、商品が持っている本来の素晴らしさ、実用性を伝えられているのか。もっと丁寧に紹介すれば、よりよさが伝わると思った。」

—「ふるさと ダムに沈まなかった村『門入』(23分30秒)2022年7月24日放送」について次のような意見をいただきました。

「徳山を出ていった悲しみなのか、残る村での生活なのか、何をうったえたいのかわからなかった。反面、深堀しないことで、いろいろな見方ができて良かったかもしれない。」
「きれいな映像、語りかけるようなナレーション、たおやかなBGMで、淡々と見ることができた。入り込んでみるというよりは、何か別のことをしながら流しておくBGMのような番組。言わせたいことを引き出すようなやり方ではなく、その人その人の言葉を引き出すようなインタビューをしていたので、ゆったり見ることができたのだと思う。」
「門入という地域があることを伝えたかったのか、徳山ダムについて伝えたかったのか、何が目的だったのかが不鮮明。」
「徳山ダムについては生々しい記録も残っていて、悲しい事実が未だに尾を引いている。門入の人は帰ることができるが、先祖の土地がなくなり帰りたくても帰れない人もいる。もっと深くとらえてほしかった。30分番組では難しいのなら、悲哀と切り離して、今に特化して描いた方がよかったのでは。」
「いま門入に通っている人たちがいなくなったらどうなるのか気になった。揖斐川町は消滅都市と言われていて、なくなっていくコミュニティもある。門入を見ていて、揖斐川町の将来の姿のように感じた。」
「徳山のもとの生活の情報があるともっと感情移入できる。知っている人にとっては必要ないが、徳山のことを知らない人にとっては、説明がもっとあるとよかった。」
「ドローンの映像が繊細でとてもきれいだったが、紅葉はもっときれいに映せたのでは。徳山にはもっと紅葉がきれいなところがたくさんあるのでもったいない。」
「字幕の位置に違和感があった。常に2行分のスペースをとっていて、1行だけのときは位置が高く、バランスが悪くて見づらかった。」
「ゆったりと見ることができる番組だった。過去に大変だったことはもちろんあるが、今の徳山のよさが描かれていて、単純に素敵だと思った。船に乗って紅葉を見に行きたくなった。」
「登場した人たちは20年後にはいなくなってしまうかもしれないが、前向きに生きる姿が伝わってきた。一人ひとりが重みのある発言をしていて、逆境にめげずに生きるという訴えるものがあった。」

—他は、
「子どものクラブや部活動を紹介してもらえるのが楽しみという声をきく。地元の人たちがテレビに出ているとうれしい。」
「大垣ケーブルテレビのエリアではない、輪之内町や養老町とも連携していってほしい。」
などの意見が出されました。